アイスクリームバナナを地植えにしたら、ひと夏で幹だけで3メートル越え。。。
巨大。巨大すぎる・・・。
うはあ、展開中の葉を含めた全体の高さは5メーターは余裕であるでしょ、これ(汗)。余裕で2階に届いてるよ。地植えだとこんな巨大になるとは。
もう南国気分。葉の大きさも1メーター50以上はあるね。本体の高さ自体は3メートルぐらいだけど、その葉が真っすぐ上に伸びてから横に展開させるので、まあ、でかい。
しかも幹をぐるっと囲むように何本もの脇芽がどんどん出てきて育ちました。
栄養取られるので何回か根元で切ったんですが、真夏暑くてさぼったら、あっという間にわさわさと育つ。バナナすごい生命力ですね。
でも結局、今年は実をつけてくれませんでした。室内育成からの地植え一気収穫作戦、失敗。とほほ。。。
つまり、今年の冬は防寒しないといけなくなりました。そんな訳で寒くなってきた11月に防寒対策をしました。
さて、アイスクリームバナナは今回が外での初越冬。
当方関東平野部在住ですが、アイスクリームバナナは寒さに結構強い様なので、霜よけさえしっかりしてればそこまで厳重に防寒しないでも大丈夫そうなんですが、外での初越冬ということで過保護なぐらい何重にもやってみました。
防寒対策の内容>
地表部(地面)
1、根元周辺を腐葉土で覆う
2、その上に100均の滑り止めマットを敷き詰める(透水する物)
3、その上を防草シートで被う
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地面の防寒
たっぷりと腐葉土を入れてやり、さらに滑り止めマットを敷きました。
この上を防草シートが覆います。 |
地上部(幹)
1、幹に寒冷紗を何重か厚めに巻く
2、その上に100均の銀色の保温シートを巻く
3、さらにその上に100均のビニールシートを巻く
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幹の防寒
この上をさらに保温シート、
さらにブルーシートで覆いました。 |
幹には最初に寒冷紗を巻きました。
この役目は蒸れ防止と空気層の確保で、ネット状のシートを厚めに巻くことで、さらに上から被せる通気性のないビニールシートと幹との間に空間を作り、上部へ煙突上の隙間を作るためです。
最初は寒冷紗より安くすむ園芸用不織布を巻こうかと思ったのですが、保水力があるので雨が降った後にびちゃびちゃしやすいかなと。
それに私、今まで寒冷紗って使ったことなかったのでどんなものか知りたかったんです。(笑)
寒冷紗じゃなくても水はけと通気性がよければ何でもいいので遮光、防虫、防風などのネットでも良かったと思います。100均で安く手に入りますし。
これらのシートを衣料用の100均ゴムで縛りました。ゴムは植物が成長しても負担を掛けにくいので多用してます。
シートで覆ったのは2メートルの高さまで。それ以上は高い脚立を使わないと難しいので、2メートル分生き残れば来年十分収穫行けるんじゃね?と考えました。
あとは、寒くなってきて覆っていない葉や幹の部分が枯れてきたら、切り落として上部に不織布を被せてやることにしました。
ここまで過保護にやれば防寒完璧じゃね?(笑)
これでうまく越冬できればいいんですが。がんばれ!
追伸:
当方、関東平野部在住ですが12月末現在、今年は厳寒で終わりました。
最低気温はマイナスの日が続き、-5度程度の日も何日かあったようです。
アイスクリームバナナの現在までの状況を説明すると、葉っぱは氷点下になった日、1、2日間であっという間に枯れました。
幹の方は先端のカバーされていない部分から徐々に青い部分が減ってきましたが、葉の様に一気に枯れることはなく、結構時間をかけてゆっくり枯れていきました。
現在シートで覆われていない上部は枯れてカチカチになっています。シートで覆われた部分をめくってみましたが、青く問題なく生きているようです。
予定ではシートに入りきらなかった枯れた上部を切断して、不織布などでカバーしようかと思っていたのですが、上部を枯れたかなり厚めの樹皮がカチカチになって覆っているので、これが防寒になってるかなと、このまま様子を見てみることにしました。うまくいくといいのですが。
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