今年も紫蘇の実の時期がやってきました。今年は二本植えたのがこんもりとかなり大きく育ち、おかげで十分過ぎる量の収穫ができました。(気がつけば2時間近く作業してたけど、、、)
手袋をしてひたすら穂を指で挟んで容器にこそぎ落とす作業。毎年少しづつですが畑の土壌改良と肥料をやり続けた成果が出始めたようです。でも、まだまだ土が痩せているので、来春からは本格的に土壌改良始める予定。
去年は紫蘇の穂をハサミでぱちぱち切って収穫したんですがまあ、めんどいこと。その上、その穂をまた手でしごいて実を落とさなくちゃいけない。穂を天ぷらとか付け合わせとか、そのまま料理に使うならまだしもこれじゃ結局二度手間じゃん。バカー(汗)
という訳で、今年は穂を切らないで直接指でしごいて容器に落としながら収穫しました。
紫蘇の実の収穫時期ですが、一般には花が先端に少し残るぐらいの花穂(花の集まり)が収穫適期と言われています。(花穂は「かすい」と読みますが、花穂紫蘇と書く場合は「はなほじそ」と読むようです。まあ、かすいでもはなほでもどっちでもいいかと。)
でも、私は少し遅めに収穫しています。
見極め方は、まず収穫時期を紫蘇の株全体で見て判断します。
株の多くの花が咲き終わり、先端に花が少し残る花穂が1、2割ぐらい残った時に収穫しています。
つまり、株全体の穂の8割が咲き終わって少し経った状態。これでも別に種も気にならないし、実も肥大してプチプチ感も増して好きです。
とても一人では食べきれない量が収穫出来たので、ご近所さんに半分以上おすそ分け。喜んでいただけました。
紫蘇の実ってほんと美味しいですよね。香りもよくホッとする味というか、食卓にあるとほんと幸せを味わえる一品。
でも、売ってるのあまり見かけないですよね。たまに農協系?のお店で塩漬けとか見かけますが、一掴みぐらいの小さなパックで300円ぐらいします。量採れないし、収穫作業に手間がかかるからとかあるんでしょうね。思う存分味わえるのは家庭菜園の醍醐味です。
紫蘇の実の利用法は塩漬けや醤油漬けが定番ですが、どちらもごはんにのせて良し、いろいろな料理に加えて良しと、最高です。蓋を開けると、ふわっともう何とも言えない良い香りしてたまりません。香りだけで飯食えそう(笑)正に「風味」と言う言葉がぴったりです。
そんな訳で今年も醤油漬けを作りました。お勧めです!
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紫蘇(大葉)の実の醤油漬け
ご飯が進みすぎる。
最強ランクの飯の友ですよ。
ぜひお試しあれ。 |
紫蘇の実の醤油漬けの作り方はとっても簡単。
1、紫蘇の実を水で洗った後、しばらく水につけてあく抜きする
(時間は一般的には一晩程度。私の場合2、3時間。個人的に長く水に浸けるとなんか水っぽく風味が抜ける気がするので。醤油漬けはそれで特にアクは感じませんね。さっと湯通ししてもアク抜きできます。)
2、醤油に漬ける
紫蘇の実を蓋付密閉容器に入れて、醤油をドボドボ、実がひたひたになるまで注いで冷蔵庫へ収納する。
これだけ。3日程度置けば美味しく食べれますが、完全に醤油に漬かるまでは何か月もかかります。
冷蔵庫に入れて蓋をしっかり閉めておけば長期保存できます。たまに容器をゆすって紫蘇の実に醤油がかかるように回せばカビたりもしませんね。実が漬かってきて醤油に沈むようになれば回す必要もありません。今回は葉は漬けませんでしたが、葉の醤油漬けも美味しいです。
ほんとシソって最高!葉っぱも実も美味しく食べれて、とても丈夫で手間いらず。鉢植えでも育てられます。
醤油漬け是非作ってみて下さい。お勧めです。
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