昨年、文旦苗の品種を決める前に色々な品種の食べ比べをやっていた中で、特に気になったのが「水晶文旦」。
水晶文旦は文旦王国 高知県の特産品で、文旦の中でも高級品。すっごく美味しいとか。文旦は寒さに弱いのが多いんですが、この品種は特に寒さに弱く、温室栽培オンリー。手間暇かかってるんですね。
でも、去年は時期的に購入できなかったので食べることができなかったんです。来年こそは食べてみるぞと決めてました。で、いよいよ水晶文旦の季節がやってきたので、ネットでお取り寄せしてみました。
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水晶文旦の果実
少し緑がかった綺麗な色。
他の文旦と違い、水晶文旦はこの色で
熟していて直ぐに食べられます。 |
一箱6個入4000円なり。一個700円ぐらいか。そのお店の上から2番目のグレードなんですが、うーむ、なかなかいい値段。。。(一番上のは傷が全くない贈答用で味は変わらないって書いてありました。最上位は一箱6個入り6000円でした。)スーパーのパール柑の倍値ぐらいでしょうか。(多分パール柑にもグレードがあるだろうけど。)
まあ味の評価するからには、ちゃんと真価が分かる品で食べておかないとね。
という訳で早速食べてみました。
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水晶文旦の果肉
爽やかで上品な甘さ。
果肉はジューシーでやや柔らかめ。
もっちりした食感で美味しいです。 |
味は思ったより甘くないですね。意外とさっぱりしてる。(まあ、十分十分甘いんですけどね。)くどくない上品な甘さで好みです。
果肉は多汁で瑞々しい。とてもぷりぷりしてて美味しい。パール柑や土佐文旦と比べると文旦特有のシャクシャクした食感は全然無いですね。しっとりした感じ。出始めで購入してそうなので多分そういう品種なのかなと。(なくなるまで追熟して出荷してるのかもしれませんが。)
それから、一週間ほど追熟してからも食べてみましたが、味自体にはあまり変化は感じなかったです。もっと置けば変わるのかな。
水晶文旦、大きくて食べ応えもあってとても美味しかったです。値段を考えると普段食べるのにはちょっとご褒美価格ですけど、贈答用に喜ばれると思います。
という訳で自分の文旦ランキング。
私的には現在パール柑が一番好みですね。お値段もお手頃ですし。次は土佐文旦かな。(まあ、果実の味なんて同じ品種でも生産農場や流通管理で全然変わっちゃうんですけどね。ひどい文旦もありました。(汗))
これからも文旦食べ比べしたいです。
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