昨年から木酢液を使ってます。ほぼ全ての植物に与えてます。
(食虫植物を除く。食虫植物はなんかすぐに機嫌悪くなるので今のとこ怖くてあげてません。)
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木酢液の原液
原液の色は琥珀色って感じでしょうか。
分離するので良く振ってから使います。
スモーキーな独特の香りがします。
好みが分かれると思いますが
私は嫌いじゃないです。
私は1.5リットル原液を小分けして使ってます。 |
木酢液は、木材から抽出した液体で、原液を水で希釈して植物に使います。植物に適量を与えることで、植物の活性化や土壌改良の効果があると考えられています。
一言で言うと、植物にとっての活力剤と言った感じでしょうか。
ただ、木酢液には現状、公的機関での評価・認証などが無く、特定の効能を謳えません。
病害虫に対しても、農薬ではなく、国の特定防除資材にも含まれていません。(特定防除資材としては保留中。ここら辺いろいろ微妙な状態ですね。)
またいわゆる肥料(植物の食事の意味で)ではないので、肥料は別に必要です。
人間で言うと、薬用の栄養ドリンクではなく、エナジードリンク的な扱いでしょうか。木酢液の害を唱える人もいます。
私は、植物が十分育っている場合は、余計なことはしない派だったんで、こういうの使わなかったんです。
植物によって合わなかったり、量を間違えたりすると、逆に余計なことになりかねないですからね。過去に初心者特有の痛い目にあってますし。(元気に成長して欲しくて、ウズウズたくさんあげたくなって、やり過ぎるってパターンですね。(汗))
まあ、私も大人になったということで(笑)、適度に(少なめに)与えて様子を見ています。「過ぎたるは及ばざるがごとし」ですよね。自分に言い聞かせてます。
木酢液の使い方>
私の使い方を紹介します。
粗悪な木酢液は逆に植物の害になるというのも聞くので、木酢液を使用する場合は専門メーカーの物をお勧めします。
・原液を水で500倍に希釈。
・じょうろで株元に散布。(量はざっという感じで適当)
(液体が葉にかかっても特に問題は見受けられませんが、新芽や花には直接液体がかからないように注意しています。木酢液を葉にかけるかどうかは人によっていろいろで、スプレーで葉にかける方もいるようです。)
・撒く間隔は2週間以上の期間を空ける。
(メーカー記載では、500倍溶液だと週1であげても大丈夫みたいです。)
・撒く時期は、成長期間中のみ。(冬場はあげていません。)
いろいろな散布のパターンがあるので、木酢液の商品表記を参考に、自分の環境に合わせて変えるといいと思います。
私は定期的に、木酢液散布日を決めてカレンダーに書いておいて、10Lのじょうろで大量に作って、全ての植物に撒いてます。原液の計量には100均の計量器とか使ってます。
芝生にも散布するので何回も結構な量になりますね。(重いよー(笑))原液の価格が高くないのが救いです。
(私の使っている1.5L原液で700円ぐらい。
10L分の500倍溶液を作る場合は、10Lの水 + 原液20ml なので、
1500 / 20 =
75回分撒けますね。価格は、700/75=約10円/10L。
1Lで作るなら750回分(1L1円 笑)
500倍希釈済みの製品も売ってますが、たくさん使う人は原液の方が何百倍も?お得。)
現在の植物の状況>
使い始めて1年半ぐらい経ちましたが、上記のやり方でどの植物にも悪い影響は見えず、特に問題ありません。特段、今までより生育がいいとも思えませんが、まあ薬じゃないんで、やんわりと効いてこんなもんかなと。
免疫力が上がっているのか病気は減った気がします。
(去年の教訓で、病気っぽい葉は広がる前にすぐに取り除くようにしているので、そのおかげかもしれませんが。)
木酢液を使おうと思った理由は、芝生に少し病気が出たんで、なんかいい方法が無いかなと思いまして。市販の耐病商品の原材料を見ていたら、木酢液が含まれているものがあったのでやってみようと思いました。できれば化学薬品は使いたくなかったんで。
それから、梅雨時になるとジメジメして、ナシやさくらんぼなどに病気が出やすくなるので、その対策にもなるんじゃないかと考えました。
何カ月か木酢液を撒いた所、効果があったのか芝生の病気はいつの間に見えなくなりました。良かった。耐病性が高まるのを期待して今後も続けようと思っています。
植物の育成向けにいろいろな補助製品が出ています。試してみるのも楽しいと思います。
(最初の量は控えめに。(汗))
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