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カミキリムシ対策
2019/6/4
<園芸>

植物を育てているといろいろな害虫(人間にとってですが。)と格闘することになります。
その中でも1、2を争う凶害虫がカミキリムシです。(私の主観です。)

このカミキリムシ、特に怖いのはテッポウムシと呼ばれる幼虫なんです。
カミキリムシは樹皮を噛み切って、木の中に卵を植え付けます。生まれた幼虫は木の中を食い荒らしながら成長し、やがてカミキリムシになります。
木の中を食い荒らすため、発見しにくく、駆除しにくく、樹木に致命的なダメージを与えます。食害されているのに気づくのが遅れた場合、最悪、木が枯れてしまいます。何年も育てた果樹をあっという間に枯死させる天敵ですわあ。

木の下におがくずのような木屑が大量に落ちていて、樹皮に小さな穴が空いていた場合、テッポウムシにやられている可能性が高いです。この穴は、テッポウムシが木の中で食い散らかしたゴミや糞を外に出すための穴なんです。木に鉄砲で撃ったような穴が開くのでテッポウムシなのかも?

ほんと嫌なヤツです。去年は3本ぐらいやられました。よくもまあこんな若い細い木にも容赦ない。

最初、今の家に引っ越して来た時に、元から植わっていた花桃の下に木屑がたくさん落ちていた時があったんです。
私は今までカミキリムシの食害に合ったことが無かったので、よく分からないで放っておいたんですが、なんか葉が弱々しくなってきて木の様子がおかしい。木屑を足で散らしてもまた次の日には落ちている。さすがにこれは変だとネットで調べてみました。そうしたら、木の中が食い散らされてるって!?

で、こ、こいつー!という訳で、即行ホームセンターに走って、カミキリムシ用殺虫剤を買ってきましたよ。
カミキリムシ専用なんてあるんですね。穴の奥に薬剤を押し込めるように、細い管で先端が3方向に噴射されるようになってます。
その時はこの殺虫剤で事なきを得ましたが、木の奥深くまで入ってしまって薬剤が届かなかった場合は、木の皮をはいで探したり、木の樹皮ごとハンマーで叩き潰さないといけなくなったりするようです。うーむ。

そんな訳で、それ以降はかなり注意するようになりました。
去年いろいろな若木がやられましたが、早期発見で大きな損傷はなくて済みました。(ミニリンゴがちょっと酷かったけど。)自作の鉢カバーを掛けてるので、色の違いから木屑は発見しやすいです。

ほんと、ちょっと油断すると幹が細いから致命傷になってしまう。ああ、心配。
少しでも被害を減らすように、今年はこんな風に、木に防風ネットを加工して巻いてみました。

 

カミキリムシ防護ネット
カミキリムシ対策の防護ネット

これで防げればいいんですが。

 

カミキリムシが幹を噛み切って産卵することができないようにする防御ネットです。
100均の防風ネットを15センチぐらいの幅で切ったものを、根元から主幹に2重にぐるぐる巻きにしました。
まだどれも若い木なので日々ぐんぐん成長するんで、ビニール紐ではなく、伸びるゴム紐で結んでみました。ゴム紐とか耐候性弱いから多分一年持たないと思いますけど、どうせ土をメンテする関係で秋~冬はネット外すんで紐は使い捨てでいいかと。

カミキリムシは根元から1メートルぐらいの範囲で卵を産み付けることが多いようなので、本当はもっと高いとこまでネット巻かないとダメなんですが・・・まあ、やらないよりはマシでしょう。たぶん。

それから、ネットを巻いたとこから新梢が出てくると潰れてしまうのが難点。。。改良が必要ですね。

 

はてさて、この対策は少しは上手く行くのでしょうか?
今年は今の所、木屑や穴は見てないですね。カミキリムシの産卵期は6月ぐらいからなので気をつけています。
どうか今年はやられませんように!

 

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