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植木鉢のカバーシートの作り方
2019/5/15
<園芸>

植木鉢で植物を育てているといろいろな問題を経験します。
まずは害虫。いろいろな虫が地中に卵を産みつけます。例えば、コガネムシの幼虫は最凶クラスの害虫で、見えない地面の下で根を食い荒らします。特に植木鉢は狭い空間なので、気づいた時には植物に取り返しのつかないダメージを与えていたりします。

それから、どんどん雑草が生えてきます。植木鉢内の限られた養分をガンガン横取りされてしまいます。雑草を放置した場合、育てている植物の方が負けてしまう場合もあります。 

植木鉢は地植えと違い狭い空間なので影響が大きく出ます。何年もかけて育てた植物が衰えさせられた姿を見るとムキーとなってしまいますよね。

これらの対策に、私は鉢の土の表面にカバーを着けています。もう、何年も素材を試しながら使っていますが、概ね良好なので皆さんにご紹介します。ご参考まで。
(長くなってしまったので複数ページに分けました。文末のリンクから続きを読んで下さい。)

植木鉢をカバーをつける
植木鉢にカバーを着ける

シートで覆い、雑草や害虫を防御します。
なので基本的には屋外置きの鉢向けですね。

 

カバーの構造

単純に土の部分にシートを張って、風に飛ばないようにピンで留めただけです。これで虫の土壌への侵入や雑草の繁茂をかなり防げます。光が無ければ基本、雑草は成長できませんからね。
シートの素材は、「不織布」や「ビニール」などいろいろ利用できますが、水と空気を通す「不織布」をお勧めします。

 

ガーデンシュレッダーの構成
カバーシート

植木鉢の大きさに合わせて
不織布でシートを作ります。

 

 

カバーの利点

カバーする主な利点はこんな感じです。

・害虫の侵入防止
主にコガネムシの侵入に大きく役に立ちます。根本にネットなどを巻いてやればより侵入を防げます。

・害虫の発見
土に比べ、異物が落ちているのが発見しやすいです。
糞や木屑などがシート表面に落ちている場合、その木に害虫がいる可能性が高いです。特にカミキリムシの幼虫の発見に有効です。

・雑草の防止
太陽光を遮り、光合成を阻害します。スギナなど一部シートを突き抜けるような雑草もあります。

・霜よけや風などの防寒対策
不織布は空気も水も通すので、敷いた所で温度自体はほとんど変わりません。ただ、人間だって、素肌で風に当たるのと布を一枚着ているのでは、風に当たった時の寒さは全然違いますよね。植物も同じで大きく変わります。
霜よけとして使う場合は、シートの構造上、植物の根元に少し隙間ができるので、追加で不織布などを巻いてあげるといいです。

・土の跳ね返りなどによる病害の軽減
雨などの跳ね返りで、葉や果実に泥がつくと病気の原因になったりします。特にいちごなどは地表に近い植物なので影響を受けやすいです。シートをひくことで土の跳ね返りを軽減できます。

・水分蒸発の軽減
感覚的にですが、使わない場合と比べ、表土の乾燥(水の渇き)が遅くなっていると感じます。

 

上記の事象をシートで完全に防げる訳ではありませんが大きく役に立ちます。

 

カバーの欠点

・水切れがぱっと見に分からない
不透明なのでシートをめくらないと土の乾き具合が分かりません。これだけはちょっと面倒。

・表土に日光が当たらなくなる
殺菌などの面で差異があるかもしれません。ないかもしれません。
(おいっ(汗)当たらなくても特に問題は感じてませんが一応入れときました。) 

 

その2へ続く>

 

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