暖かくなってきて、ちょこちょこと熟してきたイチゴを食べています。まとめてたくさん食べれる訳じゃないですけど、ちょこちょこでもやっぱ楽しいですね。
いちご育てて一年未満の初心者が思うんですが・・・うーむ。イチゴって色々な意味で難しいですね。ほんといろいろな意味で。
いろいろ思う所あるのですが、ここら辺のことは四季成り種の評価も含めて一年過ぎる秋辺りに書きたいなと思っています。
で。今回はいちご初心者による、いちご初心者にお勧めの品種を書きたいと思います。
(今回のお勧めは一季成り品種です。四季成りはまた別の機会に。
まだ評価中のことも多いですし、あくまで私の育成環境下の話です。参考程度にみて下さいマセ。)
現在、一季成りを5品種育てていますが、初心者にお勧めの品種は「カレンベリー」です。
「カレンベリー」は耐病性が高く、草勢が旺盛で丈夫な品種です。
名前のカレンベリーは「枯れん」ベリーとの意味合いからきているとか。ホームセンターなどでも初心者向けで紹介されてましたっけ。
実も私が育ててる品種の中では一番たくさんつけてますし、元気で手間もかかりません。ハダニがたまに付きますが、まだ一回も病気にはなってません。
味も良い意味で「普通のイチゴ」って感じです。美味しいですよ。
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カレンベリー
かわいいですよね。
形も綺麗で揃ってると思いませんか?
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お勧めの理由は上記のことはもちろんですが、果実の粒がとっても綺麗なんです。まさに粒ぞろいって言うんでしょうか。形も綺麗で、大きさも揃って、変形果を見たことがない。もしかしたら、人工授粉しなくても綺麗に成るのかも?ってぐらいです。まさに「可憐」ベリーですね。
粒自体は大きいという訳ではないですが、次々と多く生りやすいので初心者でも楽しめます。(と言うより、私の環境じゃどんな品種でもそんなに大きくならないので(汗)。多分もっと大きくなりますよ。大きくならない理由もある程度分かってるのでここら辺も秋に書きたいなと思ってます。)
私はハダニの駆除に米酢やカダンセーフを使ってるんですが、同じ濃度、時間など同一条件でやっていても、品種によって葉がちょっとくすんだり・・・薬害耐性っていうんでしょうか、違うんですよね。(同じ品種を複数育てているものもありますが、株が小さくても大きくてもそういう変化は同じなので、品種の違いなのかなと。)
また、陽が当たる時間がちょっと長いなど、環境がわずかに違うだけでも、いろいろと株の成長に違いが出てくる訳です。
そんな所を、感覚的な部分を含め、カレンベリーは強いと感じます。他の品種より元気です。
実は私、この品種、なんか特徴が地味なんで全然興味が無かったんですが、他の品種と勘違いして買ってしまったんですよ(笑)でも育てて良かったです。家庭菜園にお勧めの品種です。
(でも、このいちご、果実がお店で売ってるの見たことないですね。病気に強いのに商業栽培されてるとか聞いたことない。いちご狩りをやってる農家さんのサイトでも見たことありませんね。なんか理由があるのかな?まあ逆に言えば、家庭のみで食べれるってことでいいですけど(笑))
6月いっぱいまでは一季成りいちごの果実を楽しめると思うので、またいちごをご紹介したいと思います。
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