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								カバーシートの作り方 
								材料: 
								・空の植木鉢シートのカットに利用。植物を植える前に作る。すでに植えている場合は「シートの作り方」を参照。
 ・不織布
 やや厚めの生地で、光を不透過のもの。鉢の径より大きいもの。今回は防草シートの不織布タイプを使用。今回は「マルソル 
								草よけシート ナチュラル」(日本マタイ社)を使用。
 
								  
								・留め具シートを留める金具。今回は針金(1.6mmのステンレス線)で自作。市販品の防草シート用のピンなどでもOK。
 
								  
								道具:・マジック
 ・ハサミ
 ・ペンチ
 ・ゴーグル
 ・作業用手袋(薄手でラバーなどグリップの効くタイプ)
 
								  
								シートの素材には「不織布」を使います。不織布は様々な種類があり、様々な用途で使われています。
 キッチン用品や清掃用、もちろん園芸にも。園芸では霜よけや害虫除け、遮光などに使われます。ハサミで簡単に加工できるので、アイデア次第で様々な用途に使えます。もちろんカバーシートにも。
 
								色や厚さ、硬さ(柔軟性)で、いろいろなタイプのものがあります。一般に薄手のものは光を透過するものが多く、耐久性が劣るので、植木鉢カバーには光が不透過で、厚めの丈夫なものが適しています。
 
								  
								ここでは上記の要件を満たす不織布として「防草シート(不織布タイプ)」を利用します。 
								不織布の防草シートは丈夫で、通気性、通水性に優れており、ハサミなどで加工しやすく、切り口もほつれません。(防草シートは、似たような名前の製品が多く、不織布じゃないタイプもあるので不織布かよく確認して下さい。) 
								お勧めの商品は「マルソル 草よけシート ナチュラル」(日本マタイ社)です。ここ何年か使っていますが、柔らかく厚さも適度にあり使いやすいです。
 使用による植物への悪影響も特に見られません。
 この製品はいろいろなホームセンターで見かけますので買いやすいと思います。
 幅は50cmと1m。長さは5mと10mのタイプがあり、長さなどにより1000円~2500円ぐらいです。(50mなどのさらに長いのもあります。)
 
								もちろん、他社製の同等品でも良いです。(私が使ったことが無いと言うだけです。)また100均などでも同様の不織布タイプの防草シートが売っています。鉢の大きさに合えばそれを試してみるのも良いと思います。
 (比較的最近の商品?私は数か月前に初めて見ましたが、まだ買ったことないので耐久性は分かりません。)
 
								  
								  
								<シートの作り方> 
								ここでは防草シートをカットして、円形の植木鉢用のシートを作ります。円以外の形状も応用してみて下さい。 
								  
							
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								| 植木鉢カバーシートの完成形 
 防草シートを円に切り抜く。
 切れ込みを中心まで入れ
 中心に「*」の切れ込みを入れれば完成。
 (説明終わっちゃいましたね(汗))
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								作成手順: 
								1、平らな面に防草シートを広げ、その上に空の植木鉢を逆さに置く。その植木鉢をマジックで縁取ります。
 
 縁取る際の注意点>
 ・マジックが植木鉢に接触して縁(ふち)を汚さないように気を付けて下さい。水性なら水で落ちますよ。
 ・床面への裏移りするに注意!(特に油性マジックなどの場合。)ビニールでも下に敷いて作業して下さい。
 
								  
							
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								| 植木鉢を防草シートの上に置く 
 植木鉢の縁をマジックでなぞって形を決めます。
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								2、防草シートをマジックの線に沿ってカット。円形に切り抜く。 
								  
								  
								  
								3、円形に切ったシートを四つ折りにして、輪になってる部分にハサミを差し込んで端までカット。(これで円の中心まで一本の切れ込みが入ります。ここで植物の主幹にシートを脱着できます。)
 
								  
								  
							
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								| 袋状の部分にハサミを差し込んでカット 
 青いラインのように端までカットして下さい。
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								4、続いて、シートを回して円の「山」部分を縦に1センチぐらいカット。(これは円の中心に*状切れ込みを入れる作業です。ここが植物の主幹を通す穴の太さになります。ここでは1センチでカットしたので直径2センチの主幹用の穴を作っています。)
 
								  
							
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								| 中心をカット 
 富士山みたいな形でしょ?
 山を真っ二つに一センチ切る。
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								5、そのままの持ち手でシートを横にして、さらに袋状の部分にハサミを差し込んで1センチカットします。(これで円の中心が、*状に切れました。)
 
								  
							
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								| さらに中心をカット 
 これで円の中心が「*」に切れました。
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								6、完成。シートを広げるとほらっ、*の形に中心が切れてい・・・ない(笑)
 一か所切れてないので追加でちょっと切って下さい。
 
 必要に応じて作業を繰り返して、シートを複数枚作って下さい。
 シートがダメになった時の交換用をまとめて作っておくと安心です。
 
 
							
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								| 完成したカバーシートの中心部分 
 要は写真のように切れれば、
 どんな切り方でもOK。
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								※いちごなどのように株元が広い植物は、シートを四つ折りにして中心を円形に繰り抜いて下さい。 
								  
								※既に植えてある植木鉢用に作る場合は、こんな感じで作って下さい。1、植木鉢の直径を測る。
 2、その大きさでシートを四角に切る。
 3、四つ折りにして円形に切る。
 サイズが間に合えば、コンパスを使えばより綺麗に作れます。
 
								  
								
								その3へ続く> 
								
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