leafdays - リーフデイズ
はじめに 植物の育て方 植物図鑑 園芸日誌
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  1-5.日常の管理



1.育成状態の確認
2.水やり
3.肥料
4.収穫
5.その他(剪定や株分けや植替えなど)
6.資材・道具の管理
7.まとめ



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  4.収穫

果樹や野菜の場合には、美しい花と楽しい収穫の季節があります。毎年の楽しみですね。
ここでは果樹を例に見ていきます。

  花と結実

植物には、それぞれに花の時期があります。そして、花が受粉して実になります。
(詳しくは「2.植物の基本」で学習します。)

 

受粉の方法 

  受粉作業

植物は風や虫などによって花粉が運ばれ、受粉して結実しますが、植物によっては人間が手作業で受粉してあげないと結実率が低いものもあります。

作業

説明

自然受粉

風や虫などによって花粉が運ばれる受粉。

人工授粉

人為的な受粉。
手作業で、雄しべを他の花の雌しべに付ける、
筆で花を撫でる、花粉を付ける、など。

温室管理などで風や虫が少なく自然受粉しにくい状態や、
自然授粉では結実率の低い植物に有効。

スイカやメロン、いちごなど。

※詳細は今後学習します。
 
  受粉の種類

植物によっては、同一品種だけでは結実しない(非常に結実率が低い)場合や実の品質が落ちる場合があり、その場合は他の品種を近くに植えてやる必要があります。

種類

説明

自家受粉

自分自身(同じ個体の花)の花粉で受粉すること。
植物によっては、結実しない(結実率が悪い)、実の品質が劣る場合がある。

他家受粉

他の個体の花の花粉で受粉すること。
他の品種を近くに植える。

※詳細は今後学習します。
 

摘果

植物によっては、結実した実を摘果(てきか。小さな実を摘むこと)し、果実の大きさや収穫量を調整します。

植物が生産できる養分には限りがあります。つけた実が多くなれば栄養は分散してしまい、実が小さくなり、質が落ちる傾向があります。そこで多すぎる実を小さいうちに摘んでしまい、少くない実に栄養を集中させることで、大きく品質の高い実を育成します。

摘果は、イチゴやメロン、びわ・・・など様々な果実で行われています。
農家の方達は、摘果などの優れた技術で、見事な果実を出荷しているんですね。

植物に応じて、摘果にチャレンジしてみてください。

 

収穫物の保護

植物の植えた場所によっては、収穫物を保護してやる必要があります。

果実は実が熟してくると鳥や虫に食べられてしまいます。葡萄のように雨に当たると裂果しやすい(皮が裂けやすい)植物もあります。

植物に応じた対策をして、たくさん収穫できるようにしましょう。

 

対策の例
 
・袋掛け(果実に袋をかけること)
・雨の当たらない場所での育成
・ネットで覆う
 
・・・など

花が初めて咲いたような若い果樹の場合、花や実が大量に生理落下する場合があります。
この場合、木の成熟とともに落果は年々減っていきます。  長い目でみて育ててあげましょう。 

  収穫作業

いよいよ最大のイベント、収穫です!美味しくいただきましょう。

 

とっても美味しいジャボチカバの果実

 

植物によって、結実から収穫までの期間は様々です。そして、最適な収穫時期を判断するのは難しいです。大きさや色づき、香り・・・時期を少し間違えて収穫するだけで全然美味しくなかったりします。
また、果実によっては収穫後に追熟(ついじゅく。収穫後しばらく置いて熟成させること)をしないと全く美味しくない場合もあります。

食べる際は、その収穫物にあった食べ方をしてるのかも注意しましょう。
例えば、渋柿やカリンはそのままじゃ渋くて食べれないですよね?アケビの皮も生で食べても美味しくないです。でも、ちゃんと調理すれば美味しく食べれます。
食べた事がないものは、先入観で判断しないで、食べ方を調べてから食べましょう。

他にも、若い植物の場合は実の大きさや味など品質が安定しない場合があります。品質は植物の成熟と共に安定してきます。

 

収穫のポイント
 
・大きさ、色、香りはどうか?
・収穫後の追熟が必要か?
・適した食べ方をしているか?
・植物が成熟しているか?
 
・・・など


植物自体の評価を、一回の収穫だけで決めつけるのはやめましょう。
今年はあまり美味しくなかったとしても、来年はきっと美味しくなります。長い目で見て育ててあげましょう。
そして、植物ごとの収穫時期や果実の性質を調べて、より良い実の成らせ方を研究していきましょう。

 

種子の保存

植物によっては収穫したものから種を保存しましょう。一年生の植物の場合、その種でまた来年も育てることができます。
ただし、植物によっては同じ土で育てると連作障害を起こすものもあります。
(例:スイカ、きゅうり、トマトなど)
連作障害とは、同じ土で、同じ種類の植物を何回も育てると、病気などの障害を起こしやすくなり、うまく育成できなくなることを言います。
この場合、毎年、同じ土で同じ種類の植物を育てるのを避け、別の植物を育てましょう。同種の植物は一年おきなどの期間をあけて育てることで解決できます。畑なら何ヶ所かに区切ってループさせて使うといいでしょう。

 
  次のページは
続きは 5、その他(剪定、植替え、株分けなど)
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