いよいよ最大のイベント、収穫です!美味しくいただきましょう。
植物によって、結実から収穫までの期間は様々です。そして、最適な収穫時期を判断するのは難しいです。大きさや色づき、香り・・・時期を少し間違えて収穫するだけで全然美味しくなかったりします。
また、果実によっては収穫後に追熟(ついじゅく。収穫後しばらく置いて熟成させること)をしないと全く美味しくない場合もあります。
食べる際は、その収穫物にあった食べ方をしてるのかも注意しましょう。
例えば、渋柿やカリンはそのままじゃ渋くて食べれないですよね?アケビの皮も生で食べても美味しくないです。でも、ちゃんと調理すれば美味しく食べれます。
食べた事がないものは、先入観で判断しないで、食べ方を調べてから食べましょう。
他にも、若い植物の場合は実の大きさや味など品質が安定しない場合があります。品質は植物の成熟と共に安定してきます。
収穫のポイント |
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・大きさ、色、香りはどうか? |
・収穫後の追熟が必要か? |
・適した食べ方をしているか? |
・植物が成熟しているか? |
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・・・など |
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植物自体の評価を、一回の収穫だけで決めつけるのはやめましょう。
今年はあまり美味しくなかったとしても、来年はきっと美味しくなります。長い目で見て育ててあげましょう。
そして、植物ごとの収穫時期や果実の性質を調べて、より良い実の成らせ方を研究していきましょう。
種子の保存
植物によっては収穫したものから種を保存しましょう。一年生の植物の場合、その種でまた来年も育てることができます。
ただし、植物によっては同じ土で育てると連作障害を起こすものもあります。
(例:スイカ、きゅうり、トマトなど)
連作障害とは、同じ土で、同じ種類の植物を何回も育てると、病気などの障害を起こしやすくなり、うまく育成できなくなることを言います。
この場合、毎年、同じ土で同じ種類の植物を育てるのを避け、別の植物を育てましょう。同種の植物は一年おきなどの期間をあけて育てることで解決できます。畑なら何ヶ所かに区切ってループさせて使うといいでしょう。
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