雑草を抜く
雑草に気づいたらこまめに抜くようにしましょう。
雑草は土の養分をぐんぐん奪い取り、根を張っていきます。放置すると苗の方が負けてしまうことさえありますので注意しましょう。
雑草を抜く時は手や道具で根っこから引き抜きましょう。茎を切っただけではすぐ生えてきます。
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害虫や病気への対応
「病気かな?」と思った場合、本やネットで調べてみましょう。
葉に通常には見られなかった斑点やまだら模様などが出た、葉が急に萎れ始めた・・・など、今までなかった急激な変化が現れた場合、害虫や細菌、ウィルスによる病気にかかった可能性があります。
単にそれが植物の生理現象の場合もあります。
例えば、植物によっては、環境によって冬場に葉先が黒くなったりしますが、特段、問題にはなりません。
これらの判断はその植物としばらく付き合い、経験を積まないとなかなか難しい部分でもあります。
初めて育てる植物は最初の1、2年大変ですが、少しづつ植物を知り、知識と経験を増やしていきましょう。
害虫・病気の詳細は今後「3.育成の基本」で見て行きます。
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季節ごとの注意点
季節に応じて確認することもあります。確認しながら季節の移り変わりを楽しみましょう。
季節ごとの注意点 |
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・梅雨の雨、病気への対応 |
・夏の強烈な日差しへの対応 |
・夏の水の消費への対応 |
・冬の寒さ対策 |
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・・・など |
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梅雨はジメジメして病気にかかりやすい季節です。長時間、水に濡れるのを嫌う植物は軒下などに移動してあげましょう。病気にかかったら早めに対応してあげましょう。
夏の日差しはとても強く、植物によっては直射日光によって弱ったり、成長が止まります。最悪、枯れてしまう場合もあります。弱い植物は日陰に移動させましょう。
夏は水の消費量も格段に多くなります。毎日、水やりに注意して下さい。土の乾燥状態によっては、朝と夕の二回、水をあげましょう。
冬は、寒さが苦手な植物を、室内の日当たりの良い部屋へ移動させて温度調整しましょう。
関東地方の場合、夜の最低気温が20度を下回り始める、9~11月頃が屋内に入れる目安になります。植物の耐寒性によって調節して下さい。
特に耐寒性が低い植物の場合は、早めに部屋に入れてゆっくりと温度変化に慣れさせましょう。
そして、室内で越冬した植物は、夜の最低気温が15度以上になり始める5月頃を目安に、また屋外に出してあげましょう。植物の耐寒性に応じて出す時期を調整して下さい。
参考:耐寒性が低い植物の移動時期の目安(東京、埼玉) |
室内:夜の最低気温が20度を下回り始める、9~11月頃
室外:夜の最低気温が15度以上になり始める、5月頃
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※植物の耐寒性に応じて時期を調整して下さい |
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最低気温の調べ方
温度計で数日間、夜の室内や外気温を測り、夜中の最低気温を予測します。
インターネットを使えば、最高/最低気温の月間予想、週間予想、過去の同月の温度などを調べられます。参考にして下さい。
初心者の注意点
あまり植物を「いじくりまわさない」ようにしましょう。
・水が少ないかな?もっといっぱいあげてみよう! |
・栄養が足りないかな?もっといっぱいあげてみよう! |
・葉の色が変わった、病気かな?薬をいっぱいかけてあげよう! |
・寒いかな?今日はまた別の場所に移動させてあげよう! |
・・・ |
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植物が元気に育っているかよく分からなくて、心配でいろいろしてあげたくなりますよね。
自分もそうだったので、その気持ちよく分かります。
初心者の失敗で多いのが、心配であれこれいじくりまわしすぎて、逆に植物にダメージを与えてしまうことです。ころころ変わる安定しない環境では人間でも疲れてしまいますよね。
コツは、一つのことをやったら、しばらく変化を見ることです。
そして、その間にその植物の生態について、本やネットで詳しく調べていきましょう。
心配症はある程度、植物と付き合って経験を積むまではしょうがないですが、ぐっとこらえて必要以上のことをしないようにがんばってみて下さい。
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