leafdays - リーフデイズ
はじめに 植物の育て方 植物図鑑 園芸日誌
更新履歴 サイトポリシー お問い合わせ  
広告
  1-4.植物を植える


1.植える時期
2.植え方の基本
3.必要な資材・道具
4.作業をする時間と場所
5.植える手順
6.育成場所に移す


広告
サイト内検索
 
広告
広告
広告
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
広告
  5.植える手順

ここでは「植物に合わせたの培養土」 + 「赤玉土(中粒)」 の組み合わせの土で、植え方の基本を見ていきます。他の組み合わせの場合も参考にして下さい。

 

作業の流れ
 
1.植木鉢に土を敷く:鉢底石
2.植木鉢に土を敷く:培養土
3.苗を置く
4.植木鉢の隙間を土で埋める:培養土
5.土を整える
6.後片付け


  1.植木鉢に土を敷く:鉢底石

植木鉢の一番下に鉢底石(はちぞこいし)を敷きます。
これは植木鉢の一番下にひくもので通気性と排水性を高めるために使用します。植物は必要以上の水があると根腐れしてしまいます。そのため水はけを良くし適度に空気を流通させる必要があります。
(鉢底石は正確には「石」を指すのですが、ここの説明では植木鉢の底にひく資材全てとします。鉢底石について、詳しくは「3、育成の基本」で見て行きます。)


大きな底穴(直径1.5~2センチぐらい)の植木鉢の場合は、土を入れる前に穴に鉢底ネットをひいておいて下さい。(小さい穴の場合は無くても問題ありません。)

今回は鉢底石として「赤玉土(中粒)」を使います。
植木鉢の大きさ、形状により異なりますが、図のように植木鉢の2~3割程度、底の水抜き穴が完全に隠れるように数センチ程度の層を作って下さい。

  2.植木鉢に土を敷く:培養土

鉢底石の上に培養土をかぶせます。

その際、赤玉土(中粒)を1~3割程混ぜると水はけがよくなるのでお勧めです。
(培養土には赤玉土(小粒)や軽石(小粒)など水はけを良くする土が配合されているので混ぜなくても問題ありません。)
サボテンなど乾燥を好む植物には混ぜる必要はありません。

同時に苗を植える深さを調整して、植木鉢の土の面の高さを決めます。
図のように苗の高さを確認しながら土を加えていきます。
苗の土の高さが植木鉢の淵から1~3センチ程度下がった所になるように調節しましょう。鉢の淵よりも少し低くしておかないと水遣りをした時に水が溢れちゃいますからね。

ある程度高さが決まったら、シャワー状の水を培養土にかけて土を湿らせましょう。土は水を吸うとかさが減る(土が締まる)ので、軽く土を手やスコップで押さえてから高さを再調整して下さい。

  3.苗を置く

苗を簡易ポットから抜いて、植木鉢の土の上に置きましょう。
場所は植木鉢の中心に置くようにします。

【簡易ポットの外し方】
苗木(植物の幹が太くしっかりしている木状)は、主幹(しゅかん。木の一番太い部分)の根元を握って、優しくポットを外しましょう。

木ではない苗(幹がしっかりしていない植物)は、簡易ポットを手のひらの上で横にして、ポットの下部を押し出すように握ったり、下に開いている穴に指を入れて外すようにしましょう。

どちらの場合も ポットの土が緩く、植物だけが抜けちゃいそうな場合は、水で土を軽く湿らせた後、手でポットを軽く握って土が崩れないように固めてから抜きましょう。

抜いた苗の根が軽く回っている場合(ポット内が根でごちゃごちゃに埋まっている状態)は、まわりの土を指などで少しほぐして、根を広げてあげると育成がよくなります。土全体が崩れそうな場合は無理にほぐす必要はありません。
ただし、根が完全に回ってしまっている場合(太い根がぐるぐる巻きついてしまっている場合)はほぐす必要があります。苗を水で濡らしてゆすりながら太い根が切れないようにほぐしていきましょう。こういった苗は、ホームセンターなどで季節をまたいで売れ残った苗に多いです。 

【ポイント】この作業のポイントは、簡易ポットの土をそのまま利用する所です。
土によって成分やペーハー値(pH)が違います。そのため苗は、古い環境の土から新しい土へ育成環境が急激に変わった場合、調子を崩してしまう場合があります。人間も引越ししたりすると新しい環境に慣れるまで時間がかかりますよね?
このやり方では、簡易ポットの古い土をそのまま利用して、元の環境から徐々に外の土に根を広げるようにすることで、その衝撃を和らげています。

きれいに根を洗ってから植えたり、回ってしまった余分な根を切り落としてから植えるやり方もありますが、これらの方法は植物の扱いに慣れてからやることをお勧めします。(植物によって作業への耐性が異なり、うまくやらないと植物を傷めてしまう場合がありますので、最初はやらないほうが無難です。)

 

ペーハー値について詳しくは今後学習します。

  4.植木鉢の隙間を土で埋める:培養土

空いている苗の周りを土で埋めましょう。

先ほどと同様に培養土で埋めて下さい。赤玉土(中粒)を1~3割混ぜるのがお勧めです。

  5.土を整える

最後に土に水をたっぷりかけて状態を整えましょう。
優しいシャワー状の水で、鉢の底面から水が出てくるまで、全体的にかけましょう。

その後は水が抜けるまでしばらく放置しましょう。水が抜けて土が落ち着いた状態になったらOK。
土が緩いと苗が傾いたりしますので、土を手で上からぎゅっぎゅっと押さえて、全体的に少し土を締めましょう。(力いっぱいやる必要はありません。)
水をかけた後、土が減っているようなら足してあげて下さい。

  6.後片付け

これで作業は完了です。
余った土は、袋をテープで閉じて、雨や日光のあたらない場所に置いておきましょう。
使った道具も洗ってしまっておきましょう。

道具などの保管については次の「1-5.日常の管理」でみていきます。

 
  6.育成場所に移す

植えた鉢は、決めておいた育成場所に移動させましょう。

これで作業は完了です。
すべての作業が終わったら、汚れた手を石鹸でしっかり洗って下さいね。

次は植物の育て方を見ていきましょう。

次は 1-5.日常の管理
広告
 
戻る HOME 次へ
 
お勧めの姉妹サイトコンテンツ
ゲームを作ろう!超初心者のためのプログラミング入門
 
leafdays リーフデイズ
- 超初心者のための園芸入門 -
since 2017
このサイトに含まれる全てのコンテンツの無断使用・転用・転載を禁止します