植物によって植えるのに適した時期は異なりますが、春（3～6月）、秋（9～11月）が適した植物が多いです。植え替えの場合は、植物が休眠している冬（真冬を避けた春先など）に行う場合もあります。

【苗の場合】
苗を園芸店などから簡易ポット（黒いペラペラのビニール鉢。ビニールポット、ポリポットと言います。）で買ってきた場合、通常、売っている時が植え時なのですぐに植えて問題ありません。必要に応じて鉢植え、地植えにしましょう。
ただし、秋口以降に販売される植物の場合、小型の苗はまだ耐寒性が弱く、すぐに屋外に植えることで寒さや霜で枯れてしまう場合があります。このような場合は、一度小型の鉢などに植えて室内で育て、春になってから植え直した方が無難です。

【種の場合】
袋の裏に書いてある時期に合わせて蒔きましょう。

植物の植え方はいろいろあります。植物によって最適な方法は異なりますし、人によってもそれぞれの経験に基づいて違います。
ここでは当サイトの初心者にお勧めの基本的な植え方をご紹介していきます。
この方法は様々な植物に応用できますし、経験上この方法でたくさんの植物が元気に育っています。
参考にして徐々に自分のやり方を作っていって下さいね。

今回は、簡易ポットに入った苗を、植木鉢に植える例で見ていきます。

今回の方法では以下の資材・道具を使います。
（「1-3 育成環境を整える」でご紹介した最低限のものです。）

鉢に植える作業は、あまり日差しが強くない時間帯、場所でしましょう。
また、植え替え時に水を使いますので、水まわりが良い場所で作業をしましょう。

これで準備は整いました。それでは実際に植物を植木鉢に植えてみましょう。