どこで買う?
園芸用品は、ホームセンターや園芸店、ネットや100均で売っています。
ホームセンターなどでは、おしゃれなデザインの植木鉢や切れ味のいい剪定ばさみなどいろいろ便利な商品があります。お気に入りのデザインの鉢などで育てれば楽しくなりますよね。
ただし、品質が良い分、価格が高くなる傾向があります。
100均でもいろいろな園芸用具が売っています。予算を抑えたい場合は、最初は100均の商品だけで十分始められます。大抵の物は十分使用に耐えられますし、消耗品と考えればコスパがいいです。
そして、育成に慣れて、使っている道具に不便を感じたら、次はその不満を改善する商品を買うようにしましょう。徐々に道具に凝っていくのも楽しいですよ。
必要な道具は?
最初に必要最低限の道具を揃えておきましょう。(植木鉢で育てる場合の例)
・植木鉢(地植え以外の場合) |
・鉢底ネット(底の穴が大きい場合) |
・受け皿(室内で育てる場合) |
・スコップ(最初は100均で十分) |
・ジョウロ(空のペットボトルなどでも代用可) |
・はさみ(家庭用。袋を切ったりする) |
・テープ(開けた袋を閉じる。クリップでも可) |
・支柱(植物による) |
・結束帯(植物による) |
・温度計(100均でも売っている) |
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ペットボトルなどで水をやる場合、水流が太くなりがちです。100均でボトルに付けるシャワーキャップなどが売っていますので活用してみて下さい。
ひょろひょろとしてて風で折れてしまいそうな苗は、折れないように支柱を立てて固定してあげた方がいいかもしれません。お店の人に聞いてみましょう。
耐寒性が弱い植物の場合、温度計は必須です。
室内の温度や外気温を測って、冬、春の室内への出し入れのタイミングを計りましょう。
どの鉢を買う?
選んだ植物の根の特性に合わせた鉢を選びましょう。
鉢の形は、単純に大きく分けると、横長、縦長、その中間の3つの形になります。
イチゴや小さな花などの小さな植物の場合は、横長の鉢に何株か並べて植えるのもいいですね。
鉢の大きさは、植える植物の大きさに比例します。
植木鉢が大きい分には問題ありませんので、大きめの鉢で育てることをお勧めします。広めのお家でのびのび育ててあげましょう。
鉢底の穴が大きい場合(直径1.5~2センチぐらい)、「鉢底ネット」も買っておきましょう。
これは穴の上に置く小さなネットで、土の流出を抑えます。(穴が大きくない場合は無くても問題ありません。)ホームセンターなどで小さく切ったものや自分で切るものが売っています。
水受け皿は必須?
水受け皿(鉢受皿)は植木鉢から抜け出た水を底面で受ける皿のことです。

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ホームセンターなどでは鉢の大きさに合った受け皿が一緒に売っています。
大きさは大体、植木鉢の底辺をひとまわり、ふたまわり広げたものになります。植木鉢が水に浸かるような深いものは避けましょう。
室内で育てる場合は必須です。(床が水浸しになってしまいますので。)
外で育てる場合はあってもなくてもいいです。(サボテン等の乾燥を好む植物には不要。)
水受け皿については、人によって様々な意見があります。
「根から給水できるので有効」、「溜まった水が根腐れを起こすので水はすぐに捨てる」、「排出物が水で腐って衛生的に良くないので不要」・・・など。
私の経験で言うと、水受け皿は「あってもなくても、どっちでもOK」です。
植木鉢の大きさに合った受け皿なら、溜まった水は放っておいても、土の表面が乾燥する前に自然に無くなります。特に気にしなくても大丈夫です。
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