どこで買う?
土は、園芸店やホームセンター、スーパーや100均などで購入できます。育てる植物に合ったものを入手しましょう。
最初の購入は園芸店やホームセンターをお勧めします。土にはいろいろな種類があり、量や価格帯などの選択がしやすいからです。
肥料も、園芸店やホームセンターで購入できます。

|
アフィリエイト |
どの土を買う?
植物に応じて、黒土や腐葉土や赤玉土、軽石など、複数の土を合わせて適した土を作りますが素人には難しいです。
そこで最初は「培養土(配合土)」を利用しましょう。これはそれぞれの植物に合わせていろいろな土や肥料などが配合された土で、例えば「野菜用の土」、「花用の土」、「サボテン用の土」などはじめから植物に合わせた土が販売されています。その土の構成を見て、どんな土が向いているのか徐々に勉強してみましょう。
植木鉢で育てる場合、2つの土の層で植える場合が多いです。
一番下に、水捌けを良くする鉢底石(はちぞこいし。ゴロ土とも言う。水はけのよい赤玉土や軽石など。)の層を敷き、その上に栄養分の土(栄養分や保水力が高い)の2つの層を作ります。

土の基本(植木鉢の場合) |
|
栄養のある土(植物ごとに配合された培養土) |
+ |
鉢底石(水はけをを良くする土、石) |
|
その土の種類と組み合わせは、植物に応じて使い分けます。
(植物ごとの対応は当サイト「植物図鑑」に記載。)
そして、土の作り方や組み合わせは、人それぞれの経験則によっても様々です。
例えば、観葉植物の鉢底石には、軽石などの他に、発泡スチロールのペレット状のものを使う場合もあります。そして、そもそも鉢底石自体が不要という人もいます。
いろいろ試して少しづつ経験を積んでいきましょう。
ここから先は
「植える植物に合った培養土」 +
「赤玉土(中粒)」
の組み合わせを使って紹介していきます。
この組み合わせは果樹や野菜など、鉢植えで育てる多くの植物に流用できるのでお勧めです。
(水耕栽培、水苔などを使う植物を除く。詳しくは次の1-4で説明)
赤玉土は赤土が粒状になった土で、適度な保水性と排水性、通気性、保肥性(栄養を保つ)を持っており様々な用途に使えます。粒の大きさは、小粒、中粒、大粒などがあり、用途によって使い分けます。培養土との混合や鉢底石にも使えるのでお勧めです。
(小型、中型の植木鉢には、中粒タイプがお勧め。排水性と保水性が適度にあり、鉢底石としても、他の土との混合としても使えるので使いやすいです。)

|
アフィリエイト |
ただし、赤玉土を鉢底石として使う場合、長年使っていると粒が崩れて排水性が下がってきます。水の抜けが悪くなってきた場合は植え替えや土の入れ替えが必要です。硬質赤玉と言う、粒が硬く崩れにくいタイプもあります。
どの肥料を買う?
肥料も土と同じように、植物に合わせていろいろな肥料を組み合わせて使うのがベストですが、これも素人には難しいです。植物に合わせて予め配合された肥料がいろいろ販売されているので、それを使うようにしましょう。
ただし、上記、培養土を利用する場合、肥料などが配合された栄養に富んだ土なので最初は要りません。逆に肥料をやることで栄養のやり過ぎによる障害を起こす可能性があり、最悪枯れてしまいます。新しい培養土の場合、肥料は半年ぐらいは不要です。(多いより少ないぐらいの方が失敗しません。)
詳しくは1-4で説明します。
どれぐらいの量が必要?
必要な土の量は、植木鉢の大きさによって変わります。
植木鉢の裏などを見ると必要な土の量(L(リットル))が書いてありますので目安にして下さい。
書いてない場合は、「この鉢にはペットボトルの水、何本分、何リットルぐらい入るかな?」とイメージするといいです。(複数の土を使う場合は、土の割合により必要量は変わります。)
土は5L、10L、15Lなどの量で袋詰めで販売されています。
大きい袋ほど割安の場合が多いので、多少多いぐらいの量を購入しましょう。後で土を足したり、次の植物に使えますよ。
必要な土の量の目安は当サイトの「お勧めの植え方」(「1-4.植物を植える」で説明)を例にすると、
鉢植えの容量に対して「培養土」(6~7割程度)、「赤玉土(中)」(3~4割程度)になります。
例:10L鉢の目安 培養土:7Lぐらい 赤玉土(中)3Lぐらい
購入時の注意
土も肥料も、他と比べてあまり安い土は品質上お勧めしません。(個人的な経験では、酷い匂いがするものや異常に虫が湧くなどの経験を何回かしました。)
そして、ちゃんと製造会社が書いてある製品にしましょう。袋に内容物の構成がしっかり記載してあるものが安心です。(食べ物と同じですね。)
|