まずは植物を育てる場所を決めましょう。植物により好む環境は異なりますので、適した環境を用意してあげる必要があります。
育てる場所の検討 |
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・土壌 |
・温度と湿度 |
・日当たりと風通し |
・動物対策 |
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・・・など |
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土壌
植物には栄養になる土が必要です。
植物を屋外に地植えする場合は、植える場所の土の状態が重要になってきます。
今回は、次ページ「2.資材を揃える」以降で、鉢植えの場合の例を見て行きます。
温度と湿度
植物の育成には、その植物に合った適切な温度と湿度が必要です。
寒さに弱い植物の場合、地域によって室内でないと越冬できません。植物の耐寒性に応じて、季節ごと、住んでいる地域ごとに、屋外、屋内などの場所を考える必要があります。
温度は暑すぎるのも問題です。夏の猛烈な暑さは多くの植物の成長を鈍らせます。
弱い植物は、直射日光が当たらない場所に移動させる必要があります。
また夏場の締め切った部屋は、高温になる場合があるので注意しましょう。
植物には適した湿度も重要です。多くの植物は梅雨などの湿度が高い時期は、じめじめして病気になりやすくなります。逆に熱帯性の植物の場合、高めの湿度の方が調子が良くなったりします。
日当たりと風通し
日当たり、風通しも重要です。そして、これらは温度や湿度とも関係してきます。
植物は光合成をして活動するので光が必須です。
なるべく日当たりの良い場所で育ててあげましょう。ただし、中には日陰を好む植物もありますし、夏場の強い日差しは植物を弱らせる原因にもなるので調整する必要があります。
そして、植物の育成には適度に風通しのよい場所が好ましいです。
閉鎖され蒸れるような状態は、病害虫が発生しやすくなります。室内で育てる場合は定期的に窓を開けて、空気の循環をしてあげましょう。
逆に風当たりが強い場所は避けましょう。枝が折れる、実が落ちる、植木鉢が倒れるなどの原因になります。
植物にあった場所を選び、環境を作ってあげましょう。
植物は全般的に、日当たりの良い場所で、夏の直射日光がきつくない場所、風通しが良く強風が当たらない環境を好みます。
例えば、風の強い場所には風除けを作って風を弱めてあげましょう。たくさんの植木鉢を置くなら棚などを作りる必要があります。
動物対策
育てる場所によっては動物への対策が必要です。植物が野鳥や猫などの動物に食い荒らされたり、踏み荒らされる恐れがあるからです。
問題が起きる前に動物への対策をしておきましょう。
動物が入れないように、植物の周りを網や柵などで囲ったり、撃退用の器具などを設置するなどの方法が考えられます。
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