今年初めてポポーの花が咲きました。
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ポポーの花
地味な花で下向きに咲きます。
今年は強烈な匂いと言うのはありませんでした。 |
ポポーは基本一本では実が成りにくい植物です。他品種があると安定して結実します。
私の経験的には「一本で結実、他品種があるとより品質良好で多収穫」って謳っている品種は一本だとちょっとしか実が付かない場合が多いですね。果実の大きさや品質もいまいちだったり。
そんな訳でうちではポポーを二本育てています。
品種はサスケハンナとシェナンドーと言う、いわゆるピーターソンポポーと呼ばれる品種です。
ピーターソンポポーはポポー育種家のピーターソン氏が作出した品種で、一般的なポポーに比べ種が非常に少なく大果とのことなので選びました。ポポーの果実の種の多さはよく聞きますからね。
そして、今年両方とも初開花しました。4年目かな?シェナンドーの方がたくさん花が咲きましたが、サスケハンナの方は2つだけ。。。サスケハンナの鉢は100Lと大きいので、まだ木の成長の方が優先されたのかもしれません。
ポポーの花の香りは腐った肉のような臭いで有名とか。ポポー栽培が活発なアメリカでは、その匂いにハエが集まって受粉するらしいです。(汗)オエー。ご近所大丈夫かしら。
そんな訳で恐る恐る花の匂いを嗅いでみましたが・・・あれ、全然匂いがしない。別に私鼻が詰まってる訳じゃないし、そんな鈍感でもないと思うんですが。虫もハエも来ないし、人工授粉しないとだめかな。
私、基本的に最初は人工授粉やらない人間なんですが(ほったらかしで成るのか確認したいので。)、今回は是非今年食べたいと言う欲望に負けてやってしまいました(笑)
ポポーの花は雄雌で分かれてないようなので、たった2つしかないサスケハンナの花を1つ採ってシェナンドーの花にくっつけていきました。たくさん付けられるからね。サスケハンナは来年でいいや。うまく受粉すると良いな。
味がプリンやバナナなど色々混ぜた味とか耳にする未体験フルーツ。いよいよ今年は食べれるかな?楽しみです。
追伸:
先日、ポポーの花を見ていたら、花の中からハエがこんにちはしてきました。うわー、ほんとにハエが来るんだ(汗)
あれ、でもアメリカのハエじゃないと寄ってこないような話聞いたことが???
まあ、結果オーライ。頑張って受粉させて下さいマセ。
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