昨年末に初めてホワイトサポテの花が咲きました。
その後、少し間を開けて2月末から次々に咲き始めました。花数で言えば結構たくさん、100や200は咲いた思います。
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ホワイトサポテ(セッパールーク)の花と蕾
とても小さいかわいい花が
5~15輪ぐらいの花穂状に咲きます。
2月末から次々と咲き始めました。
昨年12月にもなぜか一房だけ咲きました。 |
でも、よくこんなに花が咲くなあ、この部屋はそんなに暖かくないんだけどなあ。
育て始めて2年ぐらいです。でも、元々3年生の苗を購入したので合わせるともう5年。いつ花が咲いてもおかしくない状態でしたので、ちょっと遅いいぐらいかもですね。
そして、たくさん結実しました。
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ホワイトサポテ(セッパールーク)の幼果
結実率は悪くないのかな?
結構な数の実が肥大化してきています。 |
ホワイトサポテの味の感想は人によって様々。桃、バナナ、梨を合わせたような味とも。おー、感想バラバラってポポーやジャボチカバみたいな感じね。トロピカルフルーツあるあるかしら。早く自分で食べて評価したいです。
それでは私の育てている品種を簡単にご紹介。
私が育てているのは「セッパールーク」と言う品種です。セッパーと言うのは生産者の商標(ブランド名?)みたいなので、品種名はルークになるのかな。
ホワイトサポテを購入する時いろいろ調べたんですが、品種が多く、同じ品種でも味とか評価がバラバラだったんですよ。品質にばらつきがあって苦みのある物もあるみたい。うーむ、ホワイトサポテは日本でメジャーな果物じゃないので評価が確定してない。困ったどれにしよう。そんな中、見つけたのがこのセッパールークです。
このセッパーでは他にもいろいろなホワイトサポテ品種を出していて高品質を謳っていました。うーむ、ホワイトサポテの改良に強くてブランド名つけてるぐらいなら自信ありとみた。どの品種もちょっとお値段高かったのですが、このブランドの中から選びました。どうせ一回買うなら、美味しいの食べたいしし奮発しちゃえ。(ホワイトサポテってどれも苗、結構高いしね。)
その中で「ルーク」を選んだ理由は、もちろん名前です。(お約束。例の騎士ね。笑)
自家結実性が強く、果実は特大で美味しい。おまけに病気にも強いというようなことでした。いいねー。
ホワイトサポテ全般の育て方についても少し。
寒さに関しては、幼木は寒さに弱いため、冬期は室内育成が必要。成木になると品種によって0度~-5度程度まで耐えられるようです。でも、霜に弱いという話も聞くので、冬の路地は耐えられるのかな?常緑樹なので、確実に状態良く収穫を望むなら冬は室内育成が無難だと思います。
なので、うちでは冬は室内育成です。昨年までは簡易温室に入れていたんですが、今年は最低室温7度程度まで下がる部屋に入れました。それで特に問題ないですね。
耐病性は、成長も早く、基本元気ですが、枝が黒ずんだり、ちょっとカビみたいのが発生する時があります。湿度が原因なのか、肥料当たりなのか、多分これは私の育て方の問題なんだと思います。
それから、購入した所の話では夏の直射日光に弱いという事でした。なので夏場は遮光しています。ここら辺は成木になると変わるのかもしれませんね。
結実については、ホワイトサポテは果実の大きさや花粉の量などの特徴で3タイプに分かれます。
タイプ1は自家結実性なし(花粉量極少)、タイプ2、3は自家結実性あり(花粉量多)の傾向があります。(品種により例外もあるようです。)
私の育てているセッパールークは花粉の量が多く、自家結実性が強い(一本でも結実しやすい)品種とのことで、おそらくタイプ3じゃないかと。(そう書いてあるサイトもありました。正確な所は分かりませんが。)うーん、頼むから一本で成ってほしいー。
どうか今年、不思議な味が味わえますように。
追伸:
たぶん100以上は結実しました・・・がほとんど落ちてしまいました。(泣)
残すは数個のみ。やめてー落ちないでー。ああ無情(涙)
これは木が若いから生理落下しただけなのか、他品種を混植してないからなのか。うーん、混植お勧めの品種って一本じゃあまりならないことが多いからなあ。やっぱもう一本必要なのかなあ。いやいや、開花初年度なんてこんなもんだって。(涙)
まあ来年に期待。様子を見ます。(まだ実、残ってるってば(笑))
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