2月初旬にパパイヤの花が咲きました。
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パパイヤの花
花びらがねじれててスクリューの様な
形がよく分からない花(笑)
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実は昨年9月の初めたくさん蕾がついたんです。でも、もう収穫を望むにはちょっと遅い。(涙)結実してもどうせ春が来る前に落ちちゃうだろうから、越冬時の無駄なエネルギー消費を無くすために全ての蕾を泣く泣く摘み取りました。
しかし10月また蕾がつき花が咲きました。新しい蕾がどんどんできて大きくなりだしたので、ちょっとびっくり。それもしょうがないのでまた落としてしまいました。
そして、今度は2月初旬にまた花が咲きました。咲くねー。
うーん、さすがに夜の最低温度13度で咲くんだから、もう落とさないで様子見ても良いんじゃね?春も近いし。
うーん、パパイヤって日本だと暖かい地方で5、6月開花みたいなんですが、パパイヤは初温室育成ということもあり、育成サイクルが分からない。
このまま咲かせたらどうなるんでしょう?結実したら収穫まで実は残るのか?
なんて思ってたら・・・
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パパイヤの幼果
花びらが落ちると、
中からまた蕾が・・・ではなくて。(笑)
蕾に似てますがこれは実です。
イソギンチャクにも似てる(笑)。 |
実がつきました。うまく結実した様です。現在2、3個あるかな。もう春も近いしこのまま大きくなってくれるといいな。
ちょうどいいので私の育てているパパイヤ品種を少しご紹介。
私が育てているパパイヤは「ウルトラ種なしフルーツパパイヤ」という品種です(長いな(笑)品種名つけて欲しい。)
とても甘く種も無し。好みの分かれるパパイヤ独特の風味も弱いそうです。成長しても2メートル程度と背丈も低いため収穫しやすく、そして一本で結実するとのこと。
沖縄で収穫されている高級種なしパパイヤ「石垣珊瑚」と名前違いなだけの同じ品種なのかと思っていたのですが、石垣珊瑚の苗は別に売られてましたので別品種の様ですね。(「石垣珊瑚」が登録ブランド名とかで使えないのかもしれませんが。分かりません。)
パパイヤは「木」ですが、「草」扱いの場合もあるようですね。確かに幹とか青々と草っぽくてバナナっぽいかも。これって果実を収穫した後どうなるんだろうか。地上部は唐辛子の様に木化するのか、バナナみたいに地上部が枯れるのか。幹の下の方の色が変わってきてるので多分、木化してくのかな。変化を楽しんでいるので敢えて調べてません。
パパイヤは成長が早く、暖かい地方なら苗を植えて一年目で収穫できます。
関東では一年では厳しいかなと思ってたのですが、やっぱりだめでしたね。関東でも露地栽培でパパイヤを収穫してる所があるようですが、多分、冬から春にかけて温室などで苗を十分に大きく育ててから植えてるのかなと。で、一年草扱いでまた次の年も苗を植え直ししているのでは?関東じゃ外で越冬できないしね。
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成長したパパイヤ
これは去年の写真ですが、
15センチぐらいの苗が5カ月程度で
この大きさになりました。
特に病気も無く元気いっぱいでしたね。
狭い部屋を占領しています(汗) |
予約していた苗は6月に無事に届いたのですが、案の定ひょろひょろ小さい。大鉢に植え替えてから根を張るのに時間がかかったのか7月はとてもゆっくりとした成長でしたが、8月になってからはぐんぐんと結構な勢いで成長を始めました。病気も特になく元気でしたね。でも、8月までに花が咲かなかったので果実の肥大期間と気温を考えると、今年の収穫は無理と諦めました。
そして、一年目で収穫できないと最大の難関、冬がやってきます(汗)
パパイヤは熱帯植物なので耐寒性がかなり低く、安定した育成には最低10度以上は必要だと言われています。
私は寒暖差を減らすために早めに、10月頃の暖かい内から室内に入れました。しかしまあ、パパイヤは大きな葉を横に展開するので、でかいでかい、部屋の場所とりすぎ。。。来年は暖かい内に下枝を落とそうかな。
現在の越冬状況としては、昨年の秋から現在まで簡易温室内で病気になることもなく、葉も青々と元気に育っております。簡易温室はランバイ向けに夜間の最低温度13度以上、日中は陽が当たると20度以上ありますが、冬でも少しづつ成長していました。
さてさて、この幼果は、春が来ても落ちないで成長してくれるのか。
それ以前に、まずはうまく越冬が終わらないとね。あと少しだからがんばってくれー。
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